最初は病院の薬局に勤務していましたが、結婚を機に転職しました。こちらの方が子育てなどの面で勤務時間が柔軟に組めたからです。私は母が薬剤師だったので、中学生の時から将来は薬剤師になろうと決めていましたが、この道を選んでよかったと思っています。

現在はカタクリ薬局の管理薬剤師として処方箋調剤や一般薬の販売、在宅訪問などの仕事をしていますが、昔に比べて薬剤師の仕事の幅がずいぶん広くなってきたと感じています。そうした中で、患者様がきちんと薬をのみ、健康になっていく様子を見守ることがやりがいに繋がっています。

当社は、地域の皆さまのかかりつけ薬局となることを目標にしていますが、私は、かかりつけ薬剤師、顔見知り薬剤師として地域の健康管理のお手伝いができればと考えています。

大学薬学部が６年制になって以降、薬剤師の臨床の場への進出が増えていると思いますが、地域医療の一翼を担う薬剤師の仕事はますます重要になってくるでしょう。若い方々に、病院だけでなく地域の薬局にも目を向けていただければ嬉しいです。

以前、医療事務の仕事をしていたのですが、第1回の登録販売者の試験に合格したのを契機に資格を生かしたいと思い、この会社に入りました。現在はショッピングモール内にある薬局で、店舗運営や接客、販売、メーカーとの応対などをしています。社内の雰囲気は明るいので、先輩の皆さん方の意見などを伺いながら仕事ができます。

ショッピングモール内の店舗では、OTCと呼ばれる一般薬の販売が中心となり、お客様からはテレビCMなどで見かける薬についてよく尋ねられますので、勉強が欠かせません。メーカーなどからの情報や定期的な勉強会で知識を吸収するようにしています。

健康食品などをお勧めしたお客様から、使ってみてよかった、効果があったなどの感想をうかがった時には、この仕事のやりがいを感じます。それとともに、お客様との会話の中から、本当に求めているものは何であるかを聞きだすことの大切さも実感しています。

これからは、お客様の健康づくりにより一層貢献できる販売者として店頭に立ちたいと考えています。